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柱を見る鋭い目

私にまだ子どもが居なかった頃、何度か製材所の仕事を手伝ったことがあります。
等級つけが終わった柱に、墨の付いたブラシで屋号の『桜に吉』を入れたり、出来上がった柱のシュリンク包装を手伝ったりしていました。

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       柱には3mと6mのものが存在するのですが、私が手伝えるのは3mの柱だけ。
シュリンク包装をする際、柱を1本ずつ機械へ入れていくのですが、2人で1本の柱を運んでもとても重く、私にとっては大変なお仕事でした。
6mの柱も手伝ってみようかと一度挑戦したのですが……あまりの重さにすぐ断念しましたsweat01

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柱の等級付けの手伝い(一緒に柱を運んだり、墨で屋号等を入れる)をしていた頃、よく夫が、柱にある虫食いのあと節のありか、台風などで折れた形跡の説明をしてくれました。
それらを見ながら、厳しい目で等級をつけていくのですが、私には木の模様の違いがわかるくらいで、あとは何がどう違うの?と思う事ばかり。

それでも、何度か等級付けの手伝いをしていると、だんだん自分も木の特徴がわかった気になってきて…

「ここに虫食いがあるよ!」 「これ、いけない傷じゃないの?」と夫に知らせるようになったんです。

でも何故でしょう。
虫食いにしか見えない物がそうでなかったり、等級に響くであろうと思った傷が大した傷じゃなかったり……結局一度も夫に「おぉshineほんまや!よう見つけてくれた!有難うhappy01と言ってもらえることなく、出産・育児の為、製材のお手伝いを辞めてしまいました。


夫は、買い物や食事などで外出する度、すぐ店内の柱などを見ては、どれくらいの木なのか私に話してくれます。
会話をしていても、夫は鋭い目で柱や床板などをチェックしています…。
私からしてみれば、色んな建物の柱などを見ても感じることはせいぜい

「綺麗な木だなぁ。」
「いっぱい節があるなぁ。節が殆ど無いなぁ。」
「色が白っぽいな。赤っぽいな。黒っぽいな。」
「木の模様が独特だなぁ。木目が決め細やかだなぁ。」

といった程度。
でも、製材所の嫁なんだからもう少し木の良し悪しがわかるようになっておいた方がいいのかな?とも思うのです。

でも、夫婦揃って柱のあちこちを職人の目で見て回っていると……見られている立場からするとあまり感じのいいものではないでしょうから、やっぱり私はある程度素人の目のままでいた方がいいでしょう。       きっと。。。

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